5月29日に行われたイベントの報告です。
『いわき放射能市民測定室たらちね』では、食品の測定、ホールボディーカウンターでの全身放射能測定、甲状腺の検診、沖縄久米島『球美の里』の保養案内など、原発事故によって影響を受けてしまった私たちに必要な、様々な取り組みを行っています。
http://www.iwakisokuteishitu.com/ホールボディーカウンターの測定環境を整えるため、ペットボトルのお水で放射線を遮蔽をしているのですが、ダンボールに入ったお水の外観がイマイチ・・・ということで、いわき市の若手のクリエーターさんのお力を借りて、素敵な空間を作るイベントを行いました。
たらちねの、様々な取り組みについてのお知らせと、ライブペインティングの様子です。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82265『からまり』のみなさんが、子どもたちのために黙々と真剣に取り組み、素敵な絵を仕上げて下さいました。
長時間に渡っての作業でしたが、その作業のとなりでは甲状腺の検診が行われており、子どもたちが、原発事故後の今を、どのように生きているかというリアルな状況がそこにあります。
このような取り組みについては、まだ知らないという市民もいるのではないかと思いますが
市民の力で立ち上げた『たらちね』の活動は、子どもたちを守るための必死の思いによるものでした。
やさしい大人たちが、子どもたちのために急がなければと、様々なことを乗り越えながら、今に至ります。
すべての大人たちが
すべてをのりこえて
子どもたちを守れるよう・・・
これは、原発事故以降ずっとお世話になっている、イラストレーター柚木ミサトさんからのメッセージです。
すべてのおとなたちが、すべての子どもたちを守っていけますように・・・
のりこえるものはたくさんあるかとは思いますが
今を見つめていきましょう。