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    いわき市長宛てに提出致しました、公開再質問状の回答を受け取ります

    • 2013.05.27 Monday
    • 07:55
     4月24日に提出をした『いわき市長への公開再質問状』について、http://iwakinomama.jugem.jp/manage/?mode=write&eid=28

    5月28日、担当部署の責任ある方々の説明を受けながら、回答を受け取ることになりました。

    いわき市長への面談については叶いませんが、引き続き求めさせて頂くということをお伝えしています。

    メディアの方々へもお知らせをさせて頂き、受け取りの後は記者会見を開く予定です。

    原発事故から2年が過ぎ、私たちの暮らしは一見もとに戻ったかのように見えるほど、様々なことは流れています。

    東日本大震災によって、私たちは大きな被害を受けることとなりましたが、故郷を追われ、心も身体も休まらず、落ち着かないまま暮らしている方々が居る一方で、私たちの身近な人たちは、衣食住には困らない、震災前の暮らしを取り戻すことができています。

    目には見えない放射能という存在に目を向けなければ、当たり前の暮らしはできる。

    それについて、『そうではない』と訴える私たちの存在は、市民の中でもごく一部の、小さな小さな存在なのかもしれません。

    日々目にする報道について、どこの立ち位置に立つかによって、情報というものはこんなにも異なるものとして伝えられていってしまうということを、原発事故後、悲しい思いで見つめることになってしまいました。

    もとに戻ったということを喜ばしいこととして伝える内容を目にした受け手は、なんとなくの感じでそれに流されていってしまうかもしれません。

    例年通りに行われることになった、子どもたちの運動会の様子を伝える報道を目にする季節ですが、それは本当に喜ばしいことなのかということを、どれだけの市民が立ち止まって考えることができるのかと思うのです。

    子育て世代ではない方々から『子どもたちの運動会も例年通り行われるようになり・・・』と、何かの会合の際での挨拶を耳にするたびに

    きっとそういった報道を、喜ばしいこととして受け取っているのだろうな〜と感じます。

    しかし、現実を見れば、運動会などの行事をはじめ、教育の現場では子どもを被曝させないための対策は取られていない場合が殆どで、そのことについて母親たちはそれでいいのだろうかと胸を痛めているのです。

    まだまだ線量が高い地域に人々を帰還させようとする流れについても、まるで現実に蓋をするように急いでいるように感じます。

    それを推進する方々は、どの立ち位置に立っているのかということを、見せられています。

    私たちは思うのです。

    自分たちは今大人としての立場でここに生きているけれど、もし自分が今子どもだったら、親は私を守ってくれただろうか・・・

    自分の親の人物像を眺めた時に『きっと全力で守ったはずだ』と、子どもに思わせる親でありたい。

    子どもたちがやがて大人になった時、今を振り返り、どのように思うのだろう・・・

    原発事故の影響を過小に判断して、元に戻そうと必死になっている方々も、その方の親にとってはひとりの子であり、その方もまた、親であるかもしれません。

    私たちの目線はそこにあるということを、お伝えしたいと思います。

    原発事故後、このことについて何を話しても、何を伝えても、一向に噛み合わない話し合いがほとんどでした。

    しかし最近は、相手の方がひとりの子として、親としての立ち位置に立ち、お話しているな〜と感じる時があり、ここに来るまでの長かった道のりを振り返り、感極まってしまうこともあります。

    伝え続けてきたことが少し報われる瞬間が増えていると感じるひとつの理由は、メディアの方々との素敵な出会いだとも感じます。

    私たちの訴えに対して、関心を持ってじっくりと耳を傾けて下さり、それを伝えて下さる方がいらっしゃると知った時、私たちは本当に嬉しかったのです。

    私たちを応援して下さる目線を感じる時、いろんなことが報われる思いでいっぱいになります。

    報道の方々にお願いしたいことは、未来ある子どもたちへの影響を慎重に考えた上で、実態を知ってから伝えてほしいということです。

    私たちは、なんの根拠もなく声を上げている訳ではなく、復興の支えとなる子どもたちを、健康に育てたいという願いのもとでのことだということを理解して頂きたいのです。

    まずは子どもの未来を守ってこその復興であるということを、私たちは強く訴えます。

    人に伝えるという、大きな責任のある存在として、今子どもたちを取り巻く環境がどのようになっているのかという実態を知って頂き、できればひとりの人間として、お母さんの思いを受け止めて頂きたいと願っています。


    以下は、報道の方宛てにお配りするプレスリリースです。

    回答の受け取りの際の、担当部署の方々との話し合いがどのようなものか・・・

    このままではいけないという私たちの思いは通じるのでしょうか。

    ぜひ、応援して頂けますようお願い致します。



    報道の皆様へ

    平成25526

     

    私たち、いわきの初期被曝を追及するママの会が、424日に提出致しました公開再質問状の回答について、受け取りの日程が決まりましたのでお知らせを致します。

    日時:平成25528() 1130

    場所:いわき市役所 3階 保健福祉部

    尚、公開再質問状の回答の受け取り後は、記者会見を行いたいと思いますので、よろしくお願い致します。

    日時:平成25528()1200

    場所:いわき市役所 記者クラブ

     

    原発事故後の子どもたちを取り巻く環境について、私たちは一刻も早い対策と改善を求めています。放射能による影響を心配する母親たちは、子どもを守りたいという思いのもと、それぞれが個別で教育の現場に対応を求めていますが、そのやり取りに、疲労感でいっぱいとなっています。『もう疲れてしまったから、守ることを諦めた』という母親の言葉は、悲しい言葉ではありますが、2年が経つ間には、精神的にも限界を迎えており、子どもたちも、『他のみんなと違うことをすることは嫌だ』と、自らが身を守ることを諦めて、心を楽にするために被曝を受け入れています。なんの罪もない子どもたちにそのような思いをさせ、守ることができないことに、やりきれない思いを抱えながら、なんとかしなければと思っています。

    原発事故から2年が過ぎ、対応をこのまま国任せにしていては、将来子どもたちに何かしらの影響が出るかもしれないその日を、ただ受け身で待つことになってしまいます。原発事故の影響により大量に被曝をしてしまっている私たちは、できる限りの対策をしなければならず、影響が出ないように積極的に守っていかなければならないと思っています。そのために、一番身近にある地元行政に、その姿勢を見せて頂きたいと願っております。

    報道の皆様には、私たちの思いを理解して頂き、子どもたちの未来を守ることができるよう、お力添えを頂けますようお願い致します。

    いわきの初期被曝を追及するママの会



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