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    原発事故からのこれまで、そしてこれから

    • 2015.01.03 Saturday
    • 01:39
    私たちの活動を支えて下さっている全国のみなさん、そして、国境を超えた他の国のみなさん
    いつもご支援、ご協力を頂き、ありがとうございます。

    原発事故後の私たちは、必要性の中から様々なアクションを重ねてきましたが、なかなかよいお知らせをすることができないままに、敗北感ばかりを味わってきたこれまででした。

    きっと誰かが守ってくれるだろう
    きっと誰かが助けてくれるだろう

    そんなものは幻想に過ぎないということを思い知らされた私たちは、やむにやまれぬ状況の中から、初めてのことばかりを経験することになり、何度も何度も心から血を流しながら、悲しい現実を見つめてきました。

    私たちの願いはひとつであり、それは、原発事故という事態が起こってしまった現実の中でも、大切な子どもたちを何事もなく育てていきたいというシンプルな思いによるものです。

    そんな当たり前の願いがなかなか叶わないこの国のあり方には、驚きと共に絶望を重ねながら、今となってはこの問題の根深さや、向き合うことの困難さを味わう日々です。
    時間の経過と共に状況は変化し、すっかりマイノリティとしての立場を確立してしまった私たちには、どれほどの理不尽さを味わったとしても、子どものことを思えばこそ、なるべく感情を抑えながらいかなければならないという息苦しさが存在しています。

    原発事故という事態を受けて、国はどう動いたか、自治体はどう動いたか、教育者たちはどう動いたか、専門家と呼ばれる人たちは何を発したか。何を守り、何を犠牲にし、何を見捨ててきたのかを、私たちはこれまで散々見つめてきました。

    できることとできないことがある中で、できるはずのことができないこととされてしまったこともたくさんあります。

    その判断が今後、どのような影響を及ぼすことになるのか、その責任を取る存在はきっと皆無だということにも悔しさが伴いますが、慎重で居続けることの面倒さと未来への影響を秤にかけて、慎重さを手放してきたということは、忘れずにいてほしいものです。

    国策によって進められてきた原発の事故の責任の所在が明らかにならないことによって、人々は苦しい立場に立たされ、幾重にも重なる矛盾の中で複雑にされてしまっている問題の数々には多くの疲弊を伴いながら、根気強く向き合い続けることを困難にしています。

    なにが起こっているのかを整理する目線を養いながら、事態を収束させてしまいたいという意図による情報の操作に惑わされることなく、真実を見極め正しい判断ができるようになることが、大切なものを守ることに繋がるのだと思います。

    そのようなことを、新たな取り組みのひとつとして、歩みを続けていきたいと思っています。

    誰もが同じように大切に思うものはいつの世も不変であり、弱いものを守るという本能は必ず備え持っているだろうということは、今も変わらず信じています。

    どのような状況であっても希望は持ちながら、できることを尽くして参りますので、今年も引き続き、どうぞよろしくお願い致します。



     

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