「子どもを内部被曝から守るため、学校給食の食材に配慮を願う要望書」を提出致します

  • 2014.03.14 Friday
  • 15:54

http://ansinmama.jugem.jp/?eid=5

「子どもを内部被曝から守るため、学校給食の食材に配慮を願う要望書」を提出致します
  • 2014.03.14 Friday
多くのみなさんにご協力を頂きました、「子どもを内部被ばくから守るため、学校給食の食材に配慮を願う要望書」の提出に向けての署名は締め切らせて頂き、只今集計の作業をしているところです。

原発事故の影響を受けたこの地での、地産地消についての問題はとても難しく、私たちは様々な反応を受けながら署名を集める日々を過ごして来ました。

事故からまだ3年しか経っていない中、地元のお米を子どもの給食に急いで使うことはしないでほしいという私たちのお願いは、生産者を否定する声として、批判の対象になってしまったということも事実でした。

しかし、この署名から見えたことはたくさんあり、物言えぬ状況になってしまった中での私たちの意思表示は、実は自分も同じように思っていたという声との出会いの機会にもなりました。

身近な存在であっても、お互いがこの問題をどう感じているかということは、本当に分からなくなってしまっていたこれまででした。

それは、それぞれの立場を考えての、思いやりやいたわりあいによるものでもありました。

自分がなにかを言うことによって、誰かを傷つけてしまうのではないかというやさしさは、この署名によって繋がり、喜び合う場面をつくることにもなりました。

多くの痛みを伴いながら、誰かが誰かを傷つけることを重ねていく原発事故の悲劇は、傷をつくりながら、同時に新たな光も生み出しています。

本当に大切なものはなにかと問いながら、勇気を振り絞って声を挙げた母親たちに、寄り添う姿もありました。

とある幼稚園の園長先生は、学校給食についての母親からの切実な声を真摯に受け止めて下さり、自分もこの思いに賛同すると表明したお手紙を添えて、在園児の保護者たちに署名用紙を配布して下さいました。

保護者が一致団結しながら安心・安全を守っていくことができれば、将来に渡って子どもたちを守っていくための補償が得られるのではないかと、しっかりとした姿勢で導いて下さいました。

本当に、様々なことを感じながら、一筆一筆との出会いを重ねた日々でした。

遠方からは、市長や教育長に宛てたハガキなどで、今も子どもたちを守り続けてくれてありがとうという声を届けて下さる方もたくさんいらっしゃいました。

自分たちにもなにかできることはないかと、全国から、多くの問い合わせを頂きました。

本当に、ありがとうございました。

署名にご協力くださったみなさまにも、心からの感謝を申し上げます。

この署名は協力できないと断られることもありました。

叱られることもありました。

そのような中で、ここに集まった一筆の重みを、胸いっぱいに受け止めております。

避難先から届けられた署名に込められた思いも、私たちが届けます。


申し入れの日程が決まりましたので、お知らせをさせて頂きます。

3月17日(月)14:15〜14:30
いわき市役所 市長室にて

今回は人数に制限があり、代表者のみが市長と面談をしながら要望書と署名の提出を行うことになりました。

共に声を届けたいという多くの市民の声にこたえることができず、申し訳ございません。

みなさんの思いを、しっかりと伝えて参ります。

以下が、要望書の内容です。
 
                                                    平成26年3月17日
いわき市長 清水敏男様
いわき市教育委員会教育長 吉田尚様
 
         子どもを内部被ばくから守るため、学校給食の食材に配慮を願う要望書
 
                      子どもたちの安心・安全を考えるいわきママの会
 
 原発事故から3年が経ちました。3年前の原発事故直後、私たちは正しい情報を得ることができなかったために、子どもたちに大量の被ばくをさせてしまいました。それをいくら後悔したとしても、時間を巻き戻すことはできず、リスクを抱えてしまった子どもたちのために私たちができることは、これ以上の被ばくをさせないために、あらゆることに配慮をしながら守っていくことぐらいしかありません。
 起こってはならない原発事故が起こり、その収束作業はいまだに目途が立っていません。私たちは、この時代に生きる者としての責任を果たすためにも、何を優先にするべきかを真剣に考えなければならないのだと思います。私たちが生きている間に解決できる問題ではないということは、変えることのできない事実であり、子どもたちに渡す社会が、最悪であるということは、償いきれることではありません。せめてできる限りのことをして、これ以上の悲劇を繰り返さないための策を、社会全体で講じていかなければならないのだと思います。
 現実にある問題に蓋をせず、しっかりと直視しながら守るべきものを守るという指針を、ここでしっかりと示すことが、子どもたちの未来を守るという漠然とした言葉に具体性を持たせるのだと思います。
 私たちはこの、地元の地産地消に触れる問題に向き合いながら、多くの批判を受けました。その批判は、原発事故の責任の所在がいまだに明らかになっていないことによる、痛みからの声であると感じています。痛みを味わった者同士が対立構造の中に立たせられてしまっているこの問題は、本当に難しいと痛感しています。しかし、どんな立場であっても、自分で身を守ることのできない子どもという弱いものを守っていくために、同じ目線で最善を尽くすということは可能ではないかと私たちは信じています。風評被害払しょくのために、子どもたちの学校給食で地元のものを使うことを急ぐということは、子どもたちの未来への配慮を欠いた、冷静さを失った悲しい判断であると私たちは感じています。放射能の影響を受けやすい子どもたちのことは、予防原則の立場に立って、優先的に守るべきではないでしょうか。子どもたちの学校給食に急いで使わずとも、復興のための道は他にもあるということを、自治体として検討しながら、子どもたちを守ることを最優先とする柱をしっかりと立てて頂くことを私たちは望んでいます。
 市民の間にはこの署名に希望を感じ、祈るような思いで一筆に願いを込めて下さった方がたくさんいらっしゃいました。原発事故から3年が経った今、本当に大切なものはなにかと問いながら、清水市長、吉田教育長のご英断に私たちの願いを託したいと思っています。
 原発事故の被害を受けた福島県の独立した自治体として、いわき市がリーダーシップを取りながら、子どもたちにとっての優しい未来をつくることを最優先に考え、内部被ばくから守るための対策に、長期的に取り組んで頂けますよう、お願い致します。
 
 
子どもは大人よりも3倍の放射能の影響を受けると言われています。
子どもの未来を思う母親たちは、子どもの被ばくをとても心配しています。
子どもが食べる給食のお米は、これまで通り、原発事故による汚染の可能性の低い、北海道のものを使ってくださるよう、お願いを致します。
 
1、給食のお米はこれまで通り、安心・安全な北海道のお米を使用してください。
2、県外に避難している母親と子どもが安心していわきに帰れるまで、そして多くの母親たちの心配がなくなるまで、子どもが食べる給食の材料については原発事故による放射性物質が飛んでいない遠くのところのものを使用してください。
 
 

 

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