TEAM ママベク 2巡目の測定が始まりました

  • 2015.12.19 Saturday
  • 09:42
2013年からスタートした「TEAM ママベク」の測定活動ですが、小学校、中学校、保育園、幼稚園の測定を一通り終えて、この11月から、再び小学校の測定を開始しました。

保育園、幼稚園につきましては、公立のみで、私立に関してはお声掛けをして希望するところのみとなっています。

校庭の四つ角と中央を行政が使用しているサーベイメーターで測定するほかに、ホットスポットファインダーを用いて敷地内(校庭、園庭)の全てを測定します。草藪や木陰の下、建物の裏側なども念入りに測っていますが、それは子どもの行動範囲を細かく想定した、母親目線での測定です。

また、校庭中央の土壌を採取して(幼稚園、保育園はお砂場の砂も)、原発事故による影響を調べることもしています。

事故当時と比べれば、空間線量は下がっているとも言えますが、事故はまだまだ継続中であり、子どもたちが過ごす環境には、今も高濃度の汚染が実態として存在しています。全ての現場を事故前の状態に戻すということは、国の基準に従えば不可能で、環境省の示すガイドラインによれば、空間線量が0.23µ㏜/h以上でなければ除染することはできず、その除染でさえも、なかなか思うようには進まない状況です。

大人たちが招いた原発事故という大事態によって、今を生きる子どもたちが被曝という危険の中で過ごさなければならない状況を、なんとか改善させるためには、国の基準に従うとばかりは言っていられません。

どんな大人の事情があろうとも、目の前の子どもたちを守るために、ここに暮らす大人たちができることをするしかないというやむにやまれぬ理由により、このような測定活動は始まりましたが、自分たちの力ですべてをなんとかしようなどという訳ではなく、権利は求めつつもそれを待つだけではなくという、苦しさの中から生まれた活動であることは、伝えなければならないことです。

私たちが、このような活動をすることができるのは、いわき市の理解と協力があってのことです。

原発事故から間もなく5年が経とうとしていますが、私たちが守るべきものは、やはり子どもたちの未来であり、その思いは共通であるということを、現場の先生方や行政のみなさんと確認しあうことができるということは、この測定活動を通して得てきた、大きな希望でもあると感じています。

原発事故は今も収束しておらず、その影響として汚染の実態は間違いなく存在しています。実態がありながらも、様々な理由によってその現実に向き合うことはとても困難です。

そのような中、子どもたちの環境を守るために継続したモニタリングを行い、必要があれば防護のための策を講じて実現させていく(危険な場所があれば立ち入り禁止の措置を取り、近づかないようにする)という、具体的な被曝対策を行うことができることには、言葉にならない思いが存在します。

苦しい中ではありますが、今を生きる大人たちの、あるべき姿を行動をもって示していきたいと思っています。

いわき市教育委員会、除染課のみなさん、そして現場の先生方のご協力に、心からの感謝を申し上げます。

TEAM ママベク 子どもの環境守り隊の活動を、引き続き見守って頂けたら幸いです。





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