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- 2020.07.31 Friday
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2013年から始めた子どもの環境の測定活動は、今年で4年目を迎えました。
2015年11月から行っている2巡目の測定も、来年の1月には終了する予定です。
2015年11月〜小学校(67校)
2016年4月〜中学校(39校)
2016年8月〜2017年1月(予定)
幼稚園・保育園・保育所(84箇所)
※公立は全て。私立は希望があったところのみ。
2巡目の測定箇所は、190箇所でした。
いわき市は広いので、一通りを終えるまでには、1年以上の時間がかかります。
四季折々の風景を眺めながら、ぐるっと一回りして、また、寒い冬の到来です
雪が降ると測定はできなくなってしまうので、冬の測定は、雪が降りそうなところを優先にするなど、季節によっての工夫も必要です。
1巡目の時は、なにもかもが初めてということもあり、「もっとこうすればよかった・・・」という反省がたくさんありました。
2巡目の測定ではその反省を生かしながら、より入念な測定を行い、データのまとめ方についても、測定結果が子どもたちの環境改善に結びつくようにと、かなり詳細に行っています。
原発事故という未曽有の出来事が起こり、私たちは「何が必要なのか」ということを自らが考えなければならないところに立たされました。
初めてのことに向き合っていくためには、既存のやり方ではなく、新しいことを創造していかなければなりません。
身の上に降りかかってみて初めて感じる必要性。
目には見えない放射線の問題に向き合うため、私たちが必要性を感じた行動は、汚染を可視化させるということでした。
事故前の環境に戻すことは不可能であったとしても、できる限りの安全を手に入れるためには、受けた被害を証明するという、新たなライフワークが必要になりました。
被害を受けたことを自らが証明しなければ、防護のための策を求めることができないということは、とても大変なことでもあります。
求めなくても当たり前に守られるようなやさしい社会になりますように・・・私たちは、そんな未来を心から願っています。
測定データがまとまり次第、子どもの環境改善に向けて、いわき市とデータの共有をし、協議を行います。
北風が強く吹く中で、子どもたちは元気に遊んでいます。
現場の先生方には、いつも快く受け入れて頂き、ご協力を頂いています。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
TEAM ママベク 子どもの環境守り隊 メンバー一同