いわき市の教育委員会が いわき市の学校給食にいわき産米を使用することを検討しているそうです。
只今、使用に向けて話し合いが行われており、
5月上旬にも決定の予定とのこと。
この決定権は
教育長にあります。
私たちの環境は、土壌のメッシュ調査も進んでおらず、どのような核種が存在するのかも分かりません。
セシウム、ヨウ素のみの測定結果で安全であるとしていること自体が、あまりにも楽観的すぎるのではないでしょうか。
いわき市は初期被曝の問題も抱えており、子どもたちが背負っているリスクは、はかることはできません。
これ以上の被曝の上乗せがないように、どれだけリスクを減らすかということに、全ての大人たちが全力を注げますようにと、私たちの会では、いわき市長への公開質問状の中でもお願いをしており
いわき市長は質問の回答で、『初期被曝の事実はある』と認めています。
いわき市長へ公開再質問状を提出致します
http://iwakinomama.jugem.jp/?eid=28
対応して下さった保健福祉部長さんは、私たちの声を重く受け止めて対応したいとおっしゃってくださっています。
いわき市長への公開再質問状を提出致しました
http://iwakinomama.jugem.jp/?eid=29
ゴールデンウィークを挟んで、あっという間に使用に向けて進められていくのだとしたら
私たちには声を届ける時間さえ、あまりありません。
全袋検査というものが、安全であるという理由にはなりません。
汚染地において暮らしていくためには、対策が必要です。
私たちは、子どもたちを被曝から守るために、できる対策をしていかなければなりません。
『只今みなさんの声を聞きながら検討中です』と、担当の方はおっしゃっていました。
子どもたちの未来を守るため、みなさんのお声を届けて頂けますようお願い致します。
今、どのようなことが起こっているのかということを、責任ある大人ひとりひとりが問われている。
その決定権を持つ教育長に、みなさんの声を届けて頂けないでしょうか。
いわき市教育委員会事務局 学校支援課 電話:0246-22-7506
原発事故は起こってしまいました。
この事実は、変えることはできません。
『みなさんのお考えはそれぞれだとは思いますが・・・』
行政に問い合わせをすれば、このような言葉を聞くことになります。
それぞれの考えというもので片付けることができることではなく
私たちにできることは、こうして声を上げることぐらいであり
市民の声のひとつひとつに含まれる思いの深さを、どうか感じ取って頂きたいと、心から願っております。
『将来を担う子どもたちの力が必要だ』という大人の都合で、なんの罪もない子どもたちの未来が危険にさらされることを防ぐために
大事なことを伝え続けていきたいと思います。
ご協力をお願い致します。
『将来を担う子どもたちの力が必要だ』という大人の都合
http://iwakinomama.jugem.jp/?eid=14