http://ansinmama.jugem.jp/?eid=10
子どもたちを内部被ばくから守るための全国署名がスタートしました。
http://ansinmama.jugem.jp/?eid=8
全国からは、原発事故後の子どもたちの健康を守るために、できることのひとつとして、この署名活動に協力をさせてほしいという声をたくさん頂いています。
原発事故からはまだ3年しか経っておらず、事故の収束のめどは立っていないまま、今も放射性物質は大量に放出され続けています。
そのような状態でありながら安全性を示すためにと、福島県の子どもたちの学校給食では地元のものが使われており、日々更なる被ばくの可能性を強いられています。
ここ、いわき市でも地元産米の使用への動きが見られ、母親たちが反対の声を挙げながらその動きを阻止してきましたが、今年の新米からの使用を視野に入れて検討するというのが、現時点でのいわき市の姿勢です。
最優先に守られるべき子どもたちに、追加被曝の可能性を強いるこの問題に、責任ある大人たちが共に立ち上がり、子どもの未来を守ることができるよう、ご協力をお願い致します。
これまでの経緯や、この問題についての詳しい説明をしながら署名を集めたいという声を受け、依頼文を用意致しました。
署名用紙同様、ダウンロードが可能になっておりますので、ご利用頂きながら署名を集めて頂けますようお願い致します。
署名用紙
http://kaupili.info/iwaki-mirai/docs/kyusyoku_syomei.pdf
依頼文
http://kaupili.info/iwaki-mirai/docs/syomei_irai.pdf
【学校給食の食材に配慮を求める署名活動に、ご協力をお願い致します】
子どもたちの安心・安全を考えるいわきママの会
代表 鈴木さおり
福島原発事故の影響を受け、被ばくのリスクを抱えながら育つ福島県の子どもたちの学校給食で、経済復興のため、風評被害払しょくのために補助金制度を設けて、地元産のお米を急いで使うように促す福島県の動きに対し、子どもたちの内部被ばくを心配する私たちは、これまで通り遠方のものを使って下さいというお願いをしています。いわき市では、これまで北海道産のお米を給食に使用していたため、その継続を求めています。
私たちは、これ以上の被ばくをさせないために、この問題を引き起こした全ての大人たちが、全力で子どもたちの未来を守ることを望んでいます。しかしながらその望みはなかなか通らず、原発事故により消費が落ち込んでしまった農産物を全国に流通させるために、子どもたちに食べさせることで安全性を証明しようとする動きが進んでいることは、受け入れがたい悲しい現実です。
福島県の子どもたちの学校給食で地元産のお米などが使用されれば、安全性が証明されたとして、今後全国へもどんどん広まっていくことと思います。それは給食に限ったことではなく、あらゆる流通が安全ありきで進んでいくことは容易に想像できることです。
原発事故は現実に起こり、その収束のめどは立たないままに大量の放射性物質が今も大気中に放出され続けています。その現実に蓋をするように、様々なことが「もう大丈夫だ」と言われながら、その安全性についての危機感を奪われていくことを、私たちはとても危惧しています。
私たちは1年がかりでこの動きに対して反対の声を挙げ、署名活動も行いながらなんとか阻止してきましたが、今年の新米からの使用を視野に入れて検討しているといういわき市の姿勢に、更なる声を集めてその動きを改めてもらえるように、要望をしたいと思っています。
署名活動の第二弾として、全国のみなさんにご協力を求めています。これは福島県の給食の問題だけでなく、原発事故後のあり方を問う問題です。これから育つ子どもたちに、背負いきれないほどの負の遺産を残してしまったことに対しての謝罪の心があるならば、このような動きなどあるはずもないことです。悔いることなく更なる過ちを繰り返そうとする福島県の判断に対し、声を挙げることをお願いさせて頂きながら、子どもたちの未来を守るために立ち上がるみなさんと、歩みを共にしていけることを願っています。
どうぞ、よろしくお願い致します。