スポンサーサイト

  • 2020.01.28 Tuesday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    いわき市の教育現場で何が起こっているか・・・2

    • 2013.02.22 Friday
    • 01:45

    子どもを守るはずの教育現場が、そうではなかったということを思い知らされてきた原発事故後の日々・・・

    被曝をしたことに加えて、心も身体も守られないということは、とても酷なことです。 

    以下は、このブログでも取り上げたママの声の続編・福島県いわき市の小学校の校長とのやり取りです。

    ********************************************************

     

    入学説明会の質疑応答の際のやり取りとその後個人的な電話で問い合わせた時の回答です。

    要望として
    〇放射能対策として校庭のホットスポットへの対策(除染、印を付けたりロープを張ったりなどの
    目で見てすぐにわかる対応を)、落ち葉が集まる場所には近づかない、触らない、風の強い日には放射性物質が再飛散する可能性があるのでマスク着用の呼びかけをしてください。

    入学説明会では「不安や危機感の度合いは家庭それぞれ。

    保護者からの要望があればマスクの着用や外で遊ばせないなどの対応は個別にしております。

    不安な声は担任にあげていただきできる限りのことは対応させていただきます。」とのこと。

    確かに危機感や身を守る方法は家庭ぞれぞれです。

    全く気にしてないように見える家庭も少なくありません。

    でも学校は教育現場です。

    子供を健やかに育て指導する義務があります。

    その教育現場で子供の安全を第一に考えることなく、放射能汚染を軽視しているように感じるのです。

    原発事故があった年にもうすでに体育や屋外活動は始まっていますし、何をいまさらと言った感じなのでしょうか。

    入学説明会の後に電話で問い合わせをしたところ、校長としては放射能に対しての指導は十分していると思っているとのことでした。

    副読本で指導をしたし、落ち葉に触らないなどということは常識なので、今更指導する必要はない。

    しかし今まで幼稚園や保育園で手厚く守られてきた子供たちが、落ち葉や土を触らない、吹き溜まりには近づかないなど、指導なしでわかるでしょうか?

    子どもは遊びに夢中になればすぐに忘れてしまいます。

    徹底した日常的な指導が必要なのです。

    この思いを校長には理解して頂くことができず

    何度話しても「学校はきちんと対応してる」。

    除染については今年度内に市での除染がやっと入るとのことです。

    まず、事故後すぐに除染などの対応なしに2年間過ごさせて来てしまったことについて、悲しみと憤りを覚えます。

    除染について以前から問い合わせていましたが「市に任せている。順番で除染をするとのことで順番待ちです。」との回答。市での対応を待つだけということです。

    いわき市の教育部長はこの件について2012年3月に質問したところ『来年度の予算が決まっていないし、業者が混み合っていてなかなか進まない。対応は各学校に任せている』とおしゃっていました。

    市での除染の対応値は0.23マイクロシーベルト。

    それ以上の数値を示す箇所は校庭内にたくさん存在します。

    そちらへの除染が必要とわかっていて、なぜ学校独自に対応できなかったのかでしょうか。

    学校が、教育委員会がと責任を擦り付け合っている間にも、子どもたちはどんどん被曝していき、健康を侵されているということを、なぜ分かって頂けないのでしょうか・・・

    私たちの声が、『そういうお考えの親御さんもいらっしゃる』という受け止め方で片付けられてしまっていいのでしょうか・・・

    〇保護者の放射能に対する不安を正確に学校に把握していただくためにアンケートを取って下さい。

    入学説明会での回答は「放射能に対する対応は個別な対応としています。

    アンケートを取るということは考えておりません。

    教育委員会のもとで動いておりますのでご理解いただきたい」とのこと。

    説明会の回答で納得できなかったので電話でもう一度お願いしました。

    放射能による不安を声を出しにくい風潮がある。

    無記名のアンケートなら伝えることができる保護者がたくさんいると思います。

    「学校行事に関してのアンケートは取らない」

    「無記名でなら地区のアンケートを実施した」

    「わざわざアンケートを取らなくても不安に感じる保護者は連絡帳で書いてくる」

    「〇〇さんは不安な声を上げられない保護者がいると何度もおっしゃるけど、うちの保護者はみなさん、ちゃんと声を届けてくれている。声を上げられない・・・というのは全く理解できない。確実に私の方に声は届いている」

    「アンケートを取る必要性はない」

    校長「教育委員会にもアンケートを取ってほしいという声が上がっていると伝えました」

    私「教育委員会はアンケートなどの対応は学校に任せてい るとおっしゃっていました」

    校長「私が伝えたのは昨日です。」

    私「そうですか・・・では、今後は対応して頂けるということでよろしいのでしょうか」

    校長「いや、それは同じく学校に任せているという回答が返ってくると思いますよ」

    私「それでは意味がないのでは」

    最後に校長は「アンケートを取ったとしても私の対応は変わりませんよ」とおっしゃいました。

    なぜ、保護者の声を汲み取って頂けないのでしょうか・・・

    保護者が何に対して不安に思っているのか

    その声に答えて不安を取り除くような対策を、なぜして頂けないのでしょうか・・・

    学校によってはアンケートをきちんと取って、保護者の声に答えようとしているところもあります。

    学校によって対応は違うということは、各学校の保護者の声の聞き取りによって分かっています。

    私「いわきは低線量と言われていますが、将来子供たちにどんな影響が出るか誰もわからないのだから、受ける影響を最小限にしていこうと大人が子供を守っていかなければならないのではないでしょうか」

    校長「誰も経験していないことに対してこれから先、ずっと子供たちに怯えさせて過ごさせるのか。学校には1年を通して子供たちを指導していく役割がある」

    私「でも震災前と今とでは状況が違うのです」

    校長「震災前と違う対応もしています、実は。

    栽培をしていないということ、土を触らせない。草むしりをさせない。」

    私「栽培をしない、土を触らせないということは十分、意識があるではないでしょうか。

    マスクを呼びかけることとの違いはなんなのでしょうか」

    校長、ここで数日後に開催される放射能授業のことに話を変えました。

    とにかく対策はしているとのことです。

    この授業は5年生が来年度陸上競技会を控えてるから開催 することにしたそうです。

    これも陸上競技会を行う前に「放射能についての授業を受けたから大丈夫」と言いたいのかと思ってしまいます。(この放射能出前授業についてはhttp://iwakinomama.jugem.jp/?eid=4をご覧下さい)

    会話の中でうちが事故後1年間関東に避難していたことについて触れると

    校長「あ〜、そうか、1年間いなかったんですね。
    だからですか・・・1年間どの様に対応をしていたかを知らないから不安に思うんですね〜」

    校長の声のトーンがかなり上がり、この言葉で私の心は一瞬にして折れました。

    「〇〇さんがいなかった1年間で放射能に対しての心得は子どもたちは身についているんですよ」

    「避難していた人たちにはわからない対応の流れがあり

    避難してる間、私はここでずっと子供たちと一緒に過ごしたんです。」

    避難していたことを非難されてしまうことで、親としての判断に罪悪感を抱く母親は私だけではありません。

    他にこんな会話もありました。

    「体育の授業についても本当は参加させたくない、でも一人で見学するなんて言うことは子どもには耐えられない・・

    砂埃が経てば土についている放射性物質が口からも鼻からも体に入る。それが微量だから大丈夫といくら言われても大丈夫とは思えない」

    というような話を雑談まじりにしていたら

    校長先生は「〇〇さんは添加物とかも気を付けてるの?お菓子も食べさせない?」とおっしゃいました。

    放射能と添加物を同じように考えているのでしょう。

    いくら話しても、思いが届くことはなく、やりきれません。

    どんな影響があるかわからないから、いつまでもわずかな放射能に怯えて過ごすわけにはいかないという校長の主張と

    どんな影響があるかわからないから最低限の被ばくでとどめたいという母としての思い。

    この点で捉え方が私と校長とでは真逆なのです。

    話しても分かり合えないはずです。

    校長は放射能についての指導は「副読本」に添って行ったから十分との考えですが

    副読本に記載されている注意事項は緊急時の際の注意事項であって

    低線量被ばくについての 内容は載っていません。

    放射能は人口のほかに身の回りにたくさんあるというような内容です。

    この文科省が発行した副読本http://radioactivity.mext.go.jp/ja/contents/1000/131/view.html

    「事故に関する記述がほとんどなく、放射線が身近であることを強調し、健康への影響を過小に
    見せるなど、内容が偏っている」と 問題点を指摘されています。

    形ばかりの指導ではなく、これからここで生きていく子供たちが

    いかに放射能から身を守っていくか、

    無用な被ばくを避ける術を学校がきちんと正しく指導してほしいと願ってやみません。



     

    PR

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
    << April 2020 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM